REDs関係の落書き
古かったり雑だったり落書きだったりでひどいものもあり。
大きく設定が変わっている部分がありそうな。
漫画
実録
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6倍数の御題
■30のセリフの御題1(悪友風味)
11. 「地獄に落ちろ」12. 「少しは成長したつもりなんだけど」13. 「性格さらに悪化したんじゃないのか?」14. 「嫌なこと思い出させるな」15. 「お互い様だろ」16. 「・・・そういうやつなんだよ」17. 「隠し通せると思ったのか?」18. 「たまには、頼れよ」19. 「気に食わないね」20. 「そう言うと思った」21. 「しつこい!」22. 「面白がってるだろ」23. 「見れば分かるさ」24. 「そんなこと、とっくに知ってるだろ」25. 「あれの悪い癖が出た」26. 「それが人に物を頼む言い方?」27. 「あんたにだけは知られたくなかったけど」28. 「どうやら腐れ縁らしい」29. 「これが終わったら覚えてろよ」30. 「じゃあな」
SSや古い創作会話言葉メモ
ドクターからの依頼。
「って、あ、今更だけどアルス君はいいとしてさ、君ら文字書けたっけ?」
リンデルの識字率は王都ログスティリアで20%程度。
貴族であり、まともに教育を受けてきたアルスはともかく文字の読み書きは一般的に浸透しているものではない。
「オレは書けるけど」
「あたしも大丈夫よ」
「俺も書けるぜ。」
どうやらこの場では識字率100%であったようだ。
「おや、ほかの二人はともかくクロード君意外に書けたんだねぇ。」
「言うと思ったがてめ、堂々と失礼だな。で、あんだよアルス。お前も意外だとか馬鹿だとか言いたそうだな」
クロードは自らをじっと見ていたアルスに気付いた。
「いや別に……ああ、まあ、確かに意外ではあったかもな」
返ってきた言葉は想像していたものと違い、気まずそうというかなんとも歯切れが悪かった。
―――流石に「こういう」話題でからかう勇気はないんだが。ていうかあっさり軽口言えるドクターすごいよな。
教育格差であり、貴族と平民の格差であり、国が作り出した差別の結果である。
文字を書けない彼等に罪はなく、そういう機会を与えられるか否かの差。
「あたし達スラム出身っていうのあるからさ、意外に思えるかもしれないけど、でもそもそも元はわりとそこそこの暮らしでさ、しかも親、商人だったのよ。だからある意味当然。」
「成る程ねぇ。」
リンデルでは、商人に関していえば識字率ほぼ100%を誇っている。
「オレ結構色んなとこ旅してたし、言葉はもちろん文字も色んな国の知ってるよ。」
「ああ、そういえばお前さっきワタミ語も読んでたよな」
クロードは、テッドがドクターの書いた文字を読んでいたのを思い出した。
「ワタミ語は無駄に面倒で難しいから簡単な字を読むのと聞くのと簡単な会話くらいしかできないけどね。ほんとあんな面倒な言葉しらないよ。閉鎖的な国民らしいね」
「ワタミ語の美しさを理解できないなんて悲しいねぇ。」
「テ、テッドはほかに何語話せるの?」
バトルが始まりそうな予感がしたディレアは慌てて話題を変え遮った。
「ギニファ語とレグリッド語だね。北アーナヴァルタ、メルトは基本的にリンデルと言語は同じだし、南アーナヴァルタはギニファ語で、フィザーナ語はギニファ語から派生したものだしかなり似通ってるから、(ヴィッテル)大陸内ではシェパ以外では言語は困らないかな。あそこは一つの国の中で言葉が複数あるし……ちなみにレグリッドではリンデル語も第二言語として使ってたりするし、リンデル語使えたら結構色々いけるね。この世界じゃ一番使われてる使いやすい言語だよ。」
「言語の分布はわかりやすくリンデルとギニファの支配の歴史だよねぇ」
「ああ、『北政策』と『南政策』ってやつだね」
「独立を保ったのは極東のシェパとワタミだけだったよな?面白いくらいに世界が二分されてたってわけだ。」
リンデル、レグリッド、メルト、北アーナヴァルタは大陸北半分であり、ギニファ、フィザーナ、南アーナヴァルタは南半分である。
ちなみにワタミは極東の島国であり、シェパはこれもまた大陸の東の隅にある国だ。
「アーナヴァルタの独立をきっかけにそれも終わりを告げたわけだけど……」
「ぶっちゃけ国が二種類だけとかさ、つまんないよねぇ」
「良い悪いはともかくつまるつまらないの議論に持ち込むなよ…」
保証
テッド 「君の悪い癖は、過信を恐れるあまり正しく自分を見られなくなることだね。過信も確かに怖いけど、自分を過小評価し過ぎるのも危ないよ?もっと自信もっていいのに。」
アルス 「……」
テッド 「まあ、それができることなら苦労しないってとこかな。そんなもの、人に言われたところでそう簡単に持てるものじゃないしね。でも、オレは、君はもっと自信を持っていいと思う。大丈夫、オレが保証するよ」
全能
アルス 「俺はたまに人間の不完全さに違和感を覚える時がある。何故こんなにも違うものが出来る?何故こんなにもいびつなんだ?寧ろ本来ならば、間違うことの方が難しいんじゃないだろうか。」
テッド 「オレは完璧な存在なんていないと思うよ。少なくとも全能の神はいないしね。だって、“できないもの”をつくれないだろ。」
アルス 「全能のパラドックス、か。そうだな、いや、多分完璧というのは全てが均一であり不変であり無限である物。つまりは“無”ということなのかもしれない。」
テッド 「じゃあ、オレ達が存在し続ける限り完璧はないってことだ。不完全こそが生の証ってところかな」
アルス 「成る程、確かに」
ディレア 「その辺にしておきなさい。あんたらの会話でクロードの頭がパンクしかけてるわ。あたしもついていけなくて聞き流してるしね。」
クロード 「あ゛ー…頭いてぇ…」
テッド 「ハハ、だったら無理して聞かなくてもよかったのに」
アルス 「全く馬鹿だな。無理して会話についてくる必要ないだろ」
クロード 「………なんか、取り残されたみたいで不公平じゃん。はぁ、俺もそんな知的な会話出来たらなぁ。いいよなぁ、お前ら頭よくってよー」
アルス 「へんなもん羨ましがるな」
クロード 「おいおい厭味かよ」
アルス 「は?なに、おまえこそ本気なわけ?お前こそ、こんなのよりももっと大切で俺が羨ましいと思ってるものもってるくせに」
クロード 「なんだよそれ」
アルス 「さあ、教えるかよ。せいぜい馬鹿の頭フル回転させて一生懸命考えるんだな」
クリスマス(ちびアルスと先生)
(この世界にクリスマスはないですが、現実に置き換えてあるとしたらのお話。)
リンデル王宮ではクリスマスは毎年六歳になる貴族の子供たちがページェント(聖誕劇)をします。
王族はマリアかヨセフやります。
配役を巡って大人は裏でバトルを繰り広げます。
特に王族が出る年の相手役を巡る争いは凄まじいとか。
そんなこんなで劇の配役で力関係がわかったりします。
ちなみにリンデルはキリスト教でプロテスタントです。
アルス九歳
アルス 「クリスマスかぁ…ねえ先生ー毎年毎年おんなじ劇見せられるって流石に飽きない?しかもこんなガキの劇のために親たちは裏で金動かしたり脅しかけてたりするんでしょー」
先生 「そんなことどこで…アルス様、それ人前では絶対言わないでくださいね」
アルス 「そこまで空気読めなくないよ。先生だから言ったの。ね、先生も馬鹿馬鹿しいって思わない?」
先生 「ま、確かにそれには同意します。そして毎年長々とつまらない話をする長老様にはさらにうんざりします。表向きではきれいごといっておきながら、配役の決定権振りかざして踏ん反り返っている事実を考えると…」
アルス 「先生、それ人前では絶対言わないでね…」
先生 「はは、言ってやったらどんな顔するか興味はありますが、自分の身を危うくしたくないのでやめておきます。しばらくの間欠伸を噛み殺して有り難く聞いてるふりをするほうが賢明ですもんね。ああ、でも今年はユーフェミア様がマリア様を演じられる年ではなかったですっけ?」
アルス 「そう!この前からずっと練習してて何度かその練習にも付き合ったんだ。それだけはちょっと楽しみかなって。……あ」
先生 「どうされました?」
アルス 「今年の子供の割合は?」
先生 「はい?」
アルス 「子供の男女の割合は?」
先生 「あ、ああ。今年も男の子が多いようです。…犠牲者はでているでしょうね。」
アルス 「全く大人に振り回されて可哀相だよな」
先生 「アルス様、顔が笑ってます」
男比率が多いと女性役を男の子がやらなければならない…
第一印象
【クロードとアルスの場合】
「「最悪。」」
クロード「ふん、流石親友。最初から気が合ってたんだな」
アルス「不本意だがな」
火花バチバチ。
【アルスとロイの場合】
ロイ「ひどく驚いた覚えがあります。なんせ上から降って来られたものですから」
アルス「いや、うん、なんというか、ごめん」
ロイ「そんな貴方が王子と聞かされて更に驚きました」
アルス「いやいやーそんなもんだよー変な期待しちゃいけないよロイくん」
ロイ「そして貴方の部屋の惨状を見て更に更に驚きました」
アルス「ま、一週間放っておかれてたからな」
ロイ「一週間であれですか!?」
アルス「いっとくけどな、散らかしているんじゃなくて俺なりに俺が使いやすいように物を配置しただけなんだからな。どこに何があるかもきちんと把握していた」
ロイ「……」
アルス「うわーロイくん視線が冷たーい。あ、ちなみに俺のロイの第一印象は…黙っとこうな。何となく予想つくと思うが…褒め言葉なんだが…」
ロイ「な ん で す か ?」
アルス「いや…ハハハ(可愛いってそんなにいやなんだろうか)」
アルスのひそかな趣味は高いところから飛び降りること。
【テッドの場合】
「「「親切だけど軽いやつ」」」
ディレア「言葉に中身がないのよねぇ」
アルス「そうそう、言ってる内容の割に口調が軽かったりして違和感があるんだよな」
クロード「ああ、それでか。真面目な話もそう聞こえないのは」
テッド「あははーすみませんねー」
こういう人が無表情になると怒ってるように見えるんだよね。
古代人
テッド「その昔、今では考えられないほど魔法技術が発達していたんだ。空も飛べたし、遠い場所へ短時間で移動することもできた。寿命も今より数倍長かったとか。そんな技術力をもった人々が次に手をつけたことはなんだと思う?」
アルス「不老不死とかか?」
テッド「ああ、そうだね、それもあった。でももっと突拍子のないことも考えたんだ」
ディレア「もっと突拍子のないことって…」
テッド「時空を超える」
クロード「は?冗談だろ。いくらなんでもんなことできるわけねぇじゃん」
テッド「そうだね。でもそんなことが可能と思えるほど今では信じられないことが昔はできていたんだよ。そして、それば半分~成功したといわれている」
ディレア「うっそ、成功したの…?」
テッド「半分ね。未来にだけはいけた。過去にはどうあがいてもとべなかったけど」クロード「未来にはいけて、なんで過去にはとべねぇんだよ」
アルス「…そうか。確かに可能であるとすれば未来のみだな」
クロード「どういうことだよ」
アルス「時の流れは“不可逆”だ」
クロード「ふ、ふかぎゃく?」
アルス「戻ることが出来ない、一方通行ってことだ」
ディレア「ちょっと待って、それおかしくない?だったら未来にいって、それからどう帰ってくるの?」
テッド「帰れなかったんだよ。未来へ送られたのは使い捨ての実験体だったんだ」
ディレア「なにそれ…」
テッド「今でも時々“古代人”の存在が噂されてるでしょ?あれはこういう理由。使い捨ての実験体がこの時代に送られて、紛れているんじゃないかって仮説から生まれてるんだよ」
クロード「え、今の時代にもいんの?古代人っ」
テッド「ははっ、かもね。案外身近なあいつが古代人ってことも有り得るんじゃない?でもまあ、今までの話、全部嘘っぽいでしょ?結局この話自体も信じられるのかどうかってことだよね」
クロード「古代人かぁ、どんなやつだろうなー」
アルス「あの馬鹿はもう信じたみたいだけどな」
テッド「アルスは信じる?」
アルス「え、あ……どう、だろうな……」
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おまけ。早口で3回いってみよう。
アルス「時の流れはふきゃぎゃ………ふか…」
クロード「ブッハハハハ、噛んだ噛んだ、カッコわりぃー」
アルス「黙れ、騒ぐな馬鹿」<
―――テイク2
アルス「時の流れは“不可逆”だ(言えた…)」
クロード「ふ、ふきゃぎゃく?」
アルス「お前も言えてねぇよ」
クロード「うっせ、お前のミスにつられたんだ!」
―――テイク3
アルス「時の流れは“不可逆”だ(よし!)」
クロード「ふ、ふかぎゃく?(うっしゃ、完璧!)」
アルス「戻ることが出来ない、一方通行ってことだ(楽勝楽勝ー)」
ディレア「………………」
アル&クロ「?」
テッド「ディレア、次セリフ」
ディレア「え!?あ、うそ、ゴメン、忘れてた」
アル&クロ「ディレア~~~~……」
おっさん
カヤマ 「やあ、ど~も~」
クロード 「げっ」
アルス 「ん?どうした、誰だあいつ」
クロード 「いや普段一応色々と世話になってる医者なんだけどよ…なんつーかムカつくやつで…」
ディレア 「あらドクターいらっしゃい。こんな時間にどうしたの?珍しいわね」
カヤマ 「いやーふとディレアちゃんの美貌を拝みたくなってねぇ」
ディレア 「まあ、嬉しい。どうせ近くに用があってそのついででしょうけど」
カヤマ 「いやいやディレアちゃんに会いたくなったのは本当だよ~」
クロード 「おいおっさんなにしにきやがった」
カヤマ 「だからディレアちゃんに会いに」
クロード 「そうか、だったらもう用はすんだな、今すぐ帰れ」
カヤマ 「まだ来たばかりじゃないか。飲み物の一杯くらい飲ませてくれてもいいでしょうに。ほらお客様だよ、おもてなししてぇ」
ガンっ
クロード 「それ一気飲みしてさっさと去れや」
カヤマ 「あのねぇクロードくん。僕みたいな大人に対して出す飲み物に水はないでしょう。普通お酒でしょお酒」
クロード 「わざわざてめえのためにボトルあけるつもりはねぇよ」
カヤマ 「んー?君は初めて見る顔だね」
アルス 「あ、ああ」
カヤマ 「赤布つけてるってことは新しいお仲間?名前は?」
アルス 「…アルス」
カヤマ 「そうかアルス君か。君、軟弱そうだけど剣持ってるってことはチャンバラごっこするんだよね。くれぐれも無駄に怪我なんてしないでよ。これ以上タダで野郎診るなんて僕心底遠慮したいからさぁ」
なるほど。こいつは確かに腹の立つ奴だ。
アルス 「心配には及ばないさ。幸い俺は強いからな」
クロード 「おい全くスルーたぁいい度胸だな」
ディレア 「ちょっとクロードそんな邪険にしなくてもいいでしょ」
クロード 「手を出してない分俺大人な対応してると思うぜ?」
ディレア 「いっつも世話になってんのよー?あんたもうちょっといい対応してやんなさいよ」
クロード 「…いいかディレア。俺は別にあいつが嫌いだからという理由だけで追い出そうとしてんじゃねぇ。テッドだ。幸いあいつは今出掛けてる。けどいつ帰ってくるかわかんねぇ。テッドとおっさんを会ったらどうなるかディア姉わかるだろ」ディレア 「あー…まあ…ね。」
アルス 「なんだ?あのドクターとテッド仲悪いのか?まあ、あいつと仲いいやつがいるとは思えないが」
クロード 「おー悪い悪い。恐ろしく悪い」
ディレア 「あの二人が顔付き合わせるとちょっと…ね。できれば避けたいわね」
アルス 「…?つかみ合いの喧嘩にでもなるのか?そういうテッドは想像できないけど」
クロード 「いや、だとまだ“マシ”なんだけどよ」
アルス 「?」
ガチャ
テッド「ただいまー」
「「「あ」」」
クロード 「おいおい作り話みたいに素敵なタイミングじゃねぇか。俺奥に引っ込んどこうかな」
アルス 「なんだ一体。そんなにヤバイのか」
カヤマ 「なんだテッド君じゃないか。そんなところで阿保面を晒してないで早く中に入ったらどうだい」
テッド 「ああ、すみませんありがとうございます。ちょっと、一仕事終えた後に貴方の顔をみせるなんてふざけた仕打ちをする神様を呪ってまして」
カヤマ 「駄目だよそんなことしちゃ。なにか悪いことしなかったかい?僕が思うに多分神様は君に罰を与えたんじゃないかな」
テッド 「さあ、ここ数日の自分の行いを振り返ってみましたが、そのようなことをされる原因なんて見つけられませんね」
カヤマ 「心当たりがありすぎて見つけられないのかな?」
テッド 「いやあまさか。貴方みたいに堕落した生活も送ってないですし、人助けなんかもしているんですけど、おかしいなあ」
カヤマ 「とりあえずその偽善者っぷりを直してみたらどうかな」
テッド 「貴方こそ医者仲間に頼んで、一度そのふざけた脳みそを引き出し水洗いしたほうがよいのでは?」
アルス 「…怖ぇ」
クロード 「だろ」
アルス 「あの視覚と聴覚噛み合わないとことかマジ怖ぇ」
ディレア 「クロード、あんたあの二人を引き離してきなさい」
クロード 「はっ?!なんで俺が」
ディレア 「じゃアルス」
アルス 「やめてくれ」
ディレア 「ちょっとあんたらなっさけないわねぇ」
クロード 「アルス、お前ディレアに怒られんのとあそこに割ってはいんのどっちが怖ぇ?」
アルス 「言うまでもないだろ」
ある朝の会話
「朝です、アルス様」
「………………」
「朝です起きやがってくださいバカ王子」
「…………あ、…うん起きてる……」
「ベッドの上にいる以上起きたとは見なせません」
「…あー……うん…そうか…………」
「頼むから後10分以内に起きて…あ、いや今すぐ起きて下さい今すぐーっ」
「わかった、あと10分な………いや………うん……俺……そうだな……ああ………
…………」
「だーーっ!違ーーうっ!違います今すぐ起きて下さいアルス様ぁーーーっ」
「………………」
「ああぁ…。はぁ…またどうせ…やっぱり。本読みながら寝ましたね。読み出したら止
まらないのわかってるでしょうに。………今すぐ起きなかったらここ、本持ち込み禁止
にしますかね」
「おはようロイくん今日も一日よろしく☆」
「……本きちんと片付けて下さいね。いっつもその辺に散らかしっぱなしでいっつも僕
が片付けてるんですよ!」
「はいはいわかったわかった」
「返事は1…」
「返事は1回だな、わかったわかった、うん」
「馬鹿にし…」
「してないしてな…いや。ほら、俺まだ寝ぼけててさ。でもお前と精一杯会話して目を
覚まそうと努力しているわけさ。だからさ」
「…もういいですからさっさと身仕度済ませてください。僕ほかにも仕事あるんです。で
はまた呼びに来ます」
「あ、ロイ!本持ち込み禁止だけは勘弁だからなーっ!俺の寝る前の楽しみを奪うな
ーーっ!」
未来物
- アルスの髪形設定に迷いが…長髪は没です。
漫画
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設定メモ・SS
設定メモ
- 王
どっかの国の王様。
クールで自己中心的だが、誠実そうにみえるよう上手く振る舞い、そこそこイケメンで若く、仕事馬鹿なところを見せ付けているため国民には人気。
仕事柄だったり、立場や、ストレス、傍にいる護衛の影響からか以前よりもSっ気が増し、結構腹黒くもなったようだ。というより、すっかりドSである。ドS王である。
左目は、自分は強いから大丈夫と言い張り、一般兵士瞬殺な隣国の皇帝と無鉄砲にタイマン勝負に出た際に傷を負ったらしい。
周りから相当馬鹿だと罵られ糾弾され叱られたが、結果攻めてきた敵国を追い払うことに成功したため、一切悪いと思っていない。
ただ婚約者に人前で大泣きされたときには流石にビビって少しばかり反省したようだが、まったく懲りてないことに変わりはない。
自分が生きるためには仲間を犠牲にすることも厭わないと言いつつ、結局自らが矢面に立ち見捨てることはないんだよなと勝手に信頼されていることが不思議でならないようだ。でも恐らく事実。
夜に女(現・婚約者)を部屋に連れ込み、話が合うとはしゃぎ一晩中色々ムズカシイ話をし、その後爆睡するという紳士っぷりを発揮した結果、周りから「信じられない」「最低」「馬鹿」「それでも男か」と詰られたこともあるマイペース人間。
実はスキルはあっても衣食住に無頓着な生活破綻者らしく、周りが世話をしないときっと生きていけない。
- 護衛
優男な風貌に似合わず戦闘能力が高く、頭も回り、人あたりもよいという非常に都合のいい青年。
普段は笑顔を絶やさない至って穏和な、腹黒。
以前は王に対してかなり優位に立っていたようだが、数年前と比べ顔がほとんど変わってないのと同じで、精神的にも成長が見られないため、どうやらヘタレっぷりやガキな思考が露呈し始めているようだ。
昔は素直に自分の意見を崇めていた王も、独断かつ平気で無茶を通すようになったため、我慢しきれずブチ切れ喚き散らすというらしくないことをした後、結局言い含められたりと散々。
王に依存し少しばかり過保護になっていると思われる。相談してくれないのが淋しいんだろう。
どこかの隊長さんの姉が恋人だとかそうでないとか結局どうなのか。
話ぶりからして一緒のベッドで仲良く寝るくらいはガキじゃないんだしときちんと経験済みらしく、恋人と明言しない理由がわからない。
- 隊長
王と仲がよかったお陰で国のある重要部隊の隊長を、若くしてなおかつ平民の出ながら務めることができている。
一時期王に男色の噂がたった理由の一つにもなった完全な縁故採用である。
ただ実力は相当高いことは確かでかなりの結果を出しているため文句は握り潰せる。
元々全くの一般人なせいもあるが、礼儀が全くなっていない。
正直覚える気がないようで、出自よりそれが問題。
王の妹に憧れているらしい。
非常にわかりやすく周囲にはバレバレだが幸か不幸か天然である本人にだけは伝わっていない。
身分違いなことを気にしているようだが、それを言えば親友だとして礼儀も人目も気にせず平気で気軽に接している王とこそ身分違いも甚だしいはずだとなぜ気付かないのか。
ある方向での賢さや落ち着きは手に入れたものの馬鹿は昔から全く治っていない。
- 婚約者
王の婚約者。貴族の出。
王の侍従に弟がいたのが幸運の始まりか。
元々新聞社つくったり、色々と女性ながらばりばり働いていた凄腕キャリアウーマンだった。
王とは初めて会って以来、手紙のやり取りを続けており、たまに会ったりもしていた。
恋愛には興味のなかったはずが、すっかり惹かれてしまった自分に戸惑う。
しかし、とてもじゃないが恋人になれるような人間ではないと思い込み、どうにもできず。
そんなこんなで行き遅れていた彼女に、家でいい加減追い出そうと別の人間との結婚の話が浮上したのだが、妹が王をけしかけくれ、なんと王の横取りという形で決着したとか。
とはいえ世の中そうそう甘くはなく、突然王城に呼び出されたかと思えば、ドSな王にネチネチいびられ、失敗嫌いなそのドS王の傲慢のせいで無理矢理告白させられたり、散々な目にあってしまった上でのこと。
ちなみに王より5歳年上。年下に振り回されている自分ってどうなんだろうと悩む。
サバサバとした性格でしっかり者。
真面目でまともな育ちのいい淑女。
でも人前で大泣きしたり、結構豪快な人。
- 侍従
王の侍従でその王の婚約者の弟。
現在十八で十二のときから王に仕えていた。
その頃は女の子と間違われるような顔で背も小さく、ようするに可愛かったのだが、立派な青年へと成長し背も周りを追い越してしまったため、残念がられた声もあったとかなかったとか、いや、あった。声変わりも泣ける。
とはいえ現在、背が高く顔もまあまあで親切で真面目で地位もいい感じなのでひそかにモテているらしい。
性格はとにかく真面目。だが、以前よりは融通の聞く人間になった。明らかに周りの人間の影響である。でもまだまだ固い。
しかし常識はずれの行動を繰り返す周りの人間のストッパーな役割なのでそれでよい。
隊長さんとはあまり相性がよくないようだ。
嘘ばかりつくガラの悪い不真面目な親友がいるのだが、何故彼と親友なのか周りとその親友にはさっぱり理解できない。本人は友情を大切にしている様子。
- 最終更新:2013-03-14 23:36:26